寒の雨、寒九の雨
今年1月17日付けでこのページに『寒九の雨』という記事を書きました。ちょっと気になって Google で検索かけてみたら、『寒九の雨』は豊作の兆し、という結果が出てきました。『寒九の雨は夏日照り』だそうです。夏の日照りは秋の米の豊作をもたらします。『寒九の雨は鎌要らず』(米の凶作をもたらす)と正反対です。
変だなあと思ってさらに調べると『寒の雨は鎌要らず』ということわざに会うことが出来ました。九が付くのと付かないのとではまるで違うらしい。わたしらの常識で判断すれば、雪国で寒に雨が降るというのはすなわち暖冬を意味します。大方の言い伝えでは、大雪の年は夏が暑くしたがって米は豊作になる、といわれます。確かに実体験として、大雪と猛暑はワンセットだという感覚がありますね。ですから、寒に入って九日めに雨が降るとなぜ米が豊作になるのか、理屈としては理解しがたいものがあります。
もしかして雪国でない地方のことわざなのでしょうかね。もう少し調べてみます。
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