相変わらず、マスコミは麻生と大麻たたきに明け暮れている。ほとんどファッショかヒステリーだ。
北京五輪、アメリカ水泳界の英雄フェルブスも大麻だ。金メダルを全部剥奪して、水泳界から永久追放でもしたらどうか。「大麻汚染」阻止キャンペーンが大好きな、朝日新聞も読売新聞もNHKも、そういう主張を世界に向かってぜひやってもらいたいものだ。それから、日本水泳連盟、日本オリンピック委員会はフェルブスのメダル剥奪を国際オリンピック委員会に提議すべきだ。世界の物笑いになることだろう。
ニッポン・ラグビー界の王者を争う、東芝ラグビー部も大麻騒ぎだ。社会人はそんなことないだろうと思っていたら、試合に出場することを辞退した。子供の高校野球じゃあるまいし、選手一個人の問題を「連帯責任」にするなどというのは、頭がピーマンだ。そんなんなら、白露山の北の湖親方の部屋も若麒麟のの尾車親方の部屋もみんな部屋の力士は全員出場停止にしたらいい。
この調子で、そのうちプロ野球選手にもそういうのが出てくるだろうから、そうしたら見物になるだろう。シーズン途中で巨人が試合をできなくなったりしたら最高だ。渡辺恒雄の顔がぜひ見たい。巨人の選手のだれか、大麻に手を出してみないか。
いずれにしても、この間の「大麻汚染」報道は異常だ。人に迷惑かけないことなのに「逮捕する」という警察当局も異様だが、その警察当局におどらされるマスコミもみっともないことこの上ない。記者会見で謝罪する大学当局というのも、この大学トップの思想信条のおそまつさ加減を公然とあらわしていた(失笑)。
世の中、アルコール汚染、タバコ汚染、チョコレート依存症、ケータイ依存症、マネーゲーム中毒症、経済成長依存症、、、、いろいろありますな。
この問題というのは、じつは「何々が身体に良い」とか「何々でダイエット」とか、そういう話と構造はまったく同じなのだ。同じというか、コインの裏表みたいなものだ。みのもんたの「おもいっきりてれび」や話題になった「あるある大事典」は、小指の先くらいの「科学的データ」をひろってきて、大々的に宣伝する。すると、明くる日には、視聴者が納豆とかバナナを買いにスーパーへ走る。そういうやつを裏返してみると、あれは危ない、これは有害、という根拠のないデマに変わる。
大麻は依存性があるとか頭がおかしくなるとかいうデータは無い。子供の犯罪被害が増えているというデータもない。ところが、マスコミが大々的に、根掘り葉掘り、演出脚色して報道するものだから、あたかもそれがほんとうのことのように世間で受け止められてしまっている。いわゆる洗脳、マインドコントロールと同じだ。ニッポン人の多くが、テレビで言っていることは真実だと一から疑っていないから、もう、なんでもかんでも、ころころと欺されるような悲しい民族になった。お上のお達しは間違いないと思いこまされる。これは、まさしく北朝鮮並だ。
交通事故で毎日毎日何百人の人が死んでもニュースにはならない。1年に一人の幼児が殺されると、毎日子供が殺される世の中になったかのような錯覚を起こさせる。これがマスコミというものだ。 「情報」には大なり小なりバイアスがかかっている。ウソも毎日繰り返せばその気になってしまう。100パーセント客観的な情報なんてものはない。
麻ついでに、麻生叩きをコイズミくんが始めたらしい。こういうゾンビが墓場から出てきていつまでも政界をうろうろしているのは、なんとも自民党らしい。コイズミくんは実害のない大麻ではなく、世間に迷惑をかける覚醒剤だ。その時は快感に酔ったが、あとは悲惨な廃人状態のわがニッポンをつくった。まず、コイズミくんを除名でもしたらどうか。党籍剥奪だ。そうすれば、麻生人気が一気に高まって、支持率は最高を記録して、解散総選挙で自民党の圧勝だ(笑)。どうせ、何もしなくても支持率は下がる一方なのだから、ここで一発大逆転、イタチの最後ッ屁はどうよ。(麻生くんはイタチかカワウソに似ている)