root の設定
いろいろ不都合が出るので、root を設定しておく。
GRUB からシングルユーザ・モードで起動する。
# passwd
user の設定
他の Linux マシンのユーザ情報と同期させる。我が家のばあいは
$ id
GRUB からシングルユーザ・モードで起動する。
ユーザーID とグループID の最小値を変更
# vi /etc/login.defs
# vigr
hogetaro グループを 1000 → 500 に変更して保存。
# usermod -u 500 hogetaro
# usermod -g 500 hogetaro
マルチメディアと Firefox プラグイン
MPlayer と SMPlayer:
マルチメディア・プレイヤーとしては MPlayer / SMPlayer を使うことにする。
$ sudo apt-get install mplayer
$ sudo apt-get install smplayer
DVD の再生には
$ sudo /usr/share/doc/libdvdread4/install-css.sh
TiMidity++
$ sudo apt-get install timidity
$ sudo apt-get install timidity-daemon
$ sudo apt-get install timidity-interface-extra
$ sudo apt-get install freepats
GUS/patのインストール
以下のページを参照。
>> TiMidity++(Ver2.10) http://www2h.biglobe.ne.jp/~hnakamur/technolab/linux/sound/timidity/timidity210.htm
パスを実態に合わせる。
$ sudo vi /etc/timidity/timidity.cfg
インターフェイスとして gtk を選ぶ。
$ timidity -ig
MozPlugger:
ブラウザのプラグインを統括するために MozPlugger を入れる。
$ sudo apt-get install mozplugger
MIDI の設定
$ sudo vi /etc/mozpluggerrc.d/61-audio.conf
audio/mid:midi,mid:MIDI audio file audio/x-mid:midi,mid:MIDI audio file audio/midi:midi,mid:MIDI audio file audio/x-midi:midi,mid:MIDI audio file controls: timidity -s 48000 -a "$file" >/dev/null 2>/dev/null # controls noisy stream: timidity -Od "$file" # TOTEM_AUDIO_STREAM() ## totem も使えるが音源が・・・ controls: playmidi "$file"
$ sudo update-mozpluggerrc
これでページ埋め込み midi がストリーミング再生される。mp3 については totem-mozilla のプラグイン(VLC Multimedia Plugin compatible Totem 2.32.0)が機能する。ただし、mozilla-plugin-vlc がインストールされていると mp3 再生ができないので、アドオン設定で VLC Multimedia Plugin (compati Totem でない方)を無効にするか、アンインストールしておく。
Totem のプラグイン:
WMP 関連(.asx) は、Firefox の編集→設定→プログラムでASF動画を開くプログラムとして MozPlugger にしてあれば、MozPlugger を通して Totem のプラグインが機能する。これで再生できないときは、アドオン設定で VLC Multimedia Plugin (compati Totem でない方)を無効にするか、アンインストールしてあるか、確認すること。 ただし、一部のサイトでは埋め込み窓での表示のできないばあいも出る。このときは画面上で右クリックして「動画プレーヤーで開く」を選べばいい。Totem メニューで、[表示]→[ウィンドウを合わせる]→[1:2サイズ]、と設定すれば上々。
QuickTime動画、MPEG 動画、MPEG-4 動画(.mp4)についても上と同じ設定(MozPlugger)で行く。
注意:Ubuntu 13.04 では Mozplugger がうまく機能しない。Mozplugger を有効にすると、QuickTime 動画のストリーミングが不可。対策不明。 Mozplugger を無効にすると再生できる。Ubuntu 13.4 については >> こちら
Novell Moonlight:
Firefox 1x に対応させてインストールするように、互換性チェックをパスするアドオンをインストールしてから moonlight をインストールする。アドオンは以下。
>> https://addons.mozilla.org/en-US/firefox/addon/add-on-compatibility-reporter/
ブラウザの about:config を使って、
などとしておけば、互換性のないプラグインをインストールできる。16.0 というところは現在使用中の Firefox のバージョンを指定する。
アプリケーション
メニュー・バー表示:
デフォルトのグローバル・メニューをやめて、各アプリケーションのウィンドウ枠にメニューを表示するよう変更。
$ sudo sh -c 'echo "export UBUNTU_MENUPROXY=0" > /etc/X11/Xsession.d/81ubuntumenuproxy'
Firefox : 右クリックの不具合
いつの時点か分からないが、Firefox を使っていてフォームにテキスト入力する作業中、右クリックが機能しない状態になるようになった。Firefox を再起動しないと直らないので非常に困る。現在バージョンは Firefox 16.0.2。
>> Ubuntu日本語フォーラム / Firefoxのドロップダウンメニューが表示されない
https://forums.ubuntulinux.jp/viewtopic.php?id=14070
我が家では、ATOK for linux を使っているが、それが原因の可能性が非常に強くあるな。 というわけで、ATOK は止めて mozc に変えた。これ以降はトラブルが起きていない。
Chromium / Google-Chrome:
midi のストリーミング再生がどうしてもうまくいかない。TiMidity でも Totem でも無反応。それに QuickTime 動画もコントロール・バーが表示されないので使いづらい。対策不明。Firefox を使うしかないか。midi 対応で MPlayer を作り直せば(./configure --enable-xmms とか)、gecko-mediaplayer のプラグインで行けそうな気もするが、面倒なのでやってみていない。
Adobe Reader9 :
adobereader-jpn-9.5.1 と acroread-common-9.5.1 をインストールする。Mozplugger をインストールしておけば、Firefox で Adobe Reader がプラグインとして機能する。
それと、Adobe Reader9 は MS のフォントをシステムに入れているばあい、一部の PDF ファイルを正常に表示できない。文字がすべて「、、、、」のような状態になる。この対策として以下のページにある方法=環境変数の指定=を実行してみたが、だめだった。(Vine 6 ではこの方法でうまくいくのだがネ)
>> ぴょぴょぴょ? - Linuxとかプログラミングの覚え書き http://d.hatena.ne.jp/pyopyopyo/20090726/p1
このため、MS フォントが入っているばあいは、Adobe Reader (acroread) の代わりに Evince を使う。ただし、Evince で表示が乱れる PDFファイルもあるので、そこは使い分けが必要。
MS フォントが入っているばあい、Firefox のプラグインでも Evince を使うようにするには次のようにする。 Firefox の設定で、PDF を開くプログラムを Mozplugger 1.14.3 handles・・にしておいて、アドオンの Adobe Reader 9.4 を無効にする。さらに mozpluggerrc を以下のように修正すると、Firefox で evince が機能する。
$ cd /etc/mozpluggerrc.d
$ sudo vi 62-documents.conf
application/pdf:pdf:PDF file
application/x-pdf:pdf:PDF file
text/pdf:pdf:PDF file
text/x-pdf:pdf:PDF file
# ACROREAD()
repeat noisy swallow(Xpdf) fill needs_xembed: xpdf -g +9000+9000 "$file"
repeat noisy swallow(okular) fill needs_xembed: okular "$file"
repeat noisy swallow(epdfview) fill needs_xembed: epdfview "$file"
# GV()
repeat noisy swallow(evince) fill needs_xembed: evince "$file"
$ sudo update-mozpluggerrc
GoogleEarth 6:
$ sudo apt-get install lsb
$ sudo dpkg -i google-earth-stable_current_i386.deb
文字化けは以下のページを参考に解決。
>> 試験運用中なLinux備忘録 http://d.hatena.ne.jp/kakurasan/20110427/p1
補足:MS 系?のフォント batang.ttc がシステムに入れてあると、GoogleEarth 6 のフォントは少しおかしい表示になる。読めるが、明朝とゴシックが混在した変なフォント状態になる。対策は同フォントの削除。
Rollemup:
libstdc++.so.2.8.0 が必要。コマンドラインに padsp を追加で音が出るようになる。プログラムが ~/Rollemup に展開してあるとする。
$ mkdir bin
$ cd bin
$ vi rollemup.sh
Ubuntu18.04 にアップグレイドすると padsp は 64Bit版のライブラリーを起動するため、音が出ない。このため、32Bit版のライブラリーを追加インストールする。
$ sudo apt-get install libpulsedsp:i386
$ cp /usr/bin/padsp ~/bin
$ vi ~/bin/padsp
$ cd ~/bin
$ mv padsp padsp_i386
$ vi rollemup.sh
ATOK
参考サイト:http://d.hatena.ne.jp/pochio_pochiyama/20100510/p5
$ tar xzvf atox3.tar.gz
$ cd ATOKX3
bin/tarball/{IIIMF,ATOK} 以下の devel と 64bit 用以外のパッケージをすべて解凍、それをそれぞれ /usr/lib、/etc などにコピーする。
$ sudo touch /etc/gtk-2.0/gtk.immodules
$ sudo LANG=C bash ./setupatok_tar.sh
この項は Ubuntu / 64bit の場合のみ
>> libwrap0_7.6.q-18_i386.deb
$ sudo dpkg --fsys-tarfile libwrap0_7.6.q-18_i386.deb | tar xf -
$ sudo cp -R ./lib/libwrap.so.0* /usr/lib
(ここまで)
GTK+ 2.16 対応モジュールのインストール。
$ sudo apt-get install libgtk2.0-dev
>> ジャストシステム からダウンロード。
$ sudo tar zxvf atokx3gtk216.tar.gz -C /
システム最終設定
$ cd /opt/atokx3/sample
$ sudo bash ./setting_debian4.sh
アプリケーションのウィンドウに ATOK のステータス表示が出るのは邪魔なので消す。
>> JustSystem:こんなときは の「▼注意」にある iiimf_status_hide_src.tar.gz をもらってくる。
$ tar xzvf iiimf_status_hide_src.ta.gz
$ cd iiimf_status_hide
$ ./build.sh
$ sudo cp iiimf_status_hide /opt/atokx3/bin/
~/.bashrc
iiimf_status_hide コマンドを ~/.bashrc に記述しておいてもいいが、「自動起動するアプリ」に登録しておく方が良さそう。
Emacs では mark set に Ctrl + Space を使うのだが、Atok を入れるとこのキーが Atok のキーになってしまう。この対策:>> JustSystem:[Shift]+[スペース]キーでATOKのオン/オフを切り替えたい
ATOK の ON / OFF を[半角/全角]キーで切り替えるように以下のツールで設定。
$ iiim-properties
Epson PX-201 で印刷
Epson PX-201 については、Ubuntu のデフォルトで設定される状態(USB 接続すれば自動認識してプリンターが登録される)でも印刷可能だが、Avasys のドライバーとプリンター管理ツールも使うことができる。
$ sudo apt-get install libxml2-dev
$ sudo apt-get install libcups2-dev
$ sudo apt-get install libcupsimage2-dev
$ sudo ./pips-px201-ubuntu8.04-3.5.0-CG.install
PX-201 での印刷についての一般事項はこちらに記述済み。
>> プリンターの利用
これでうまくいくはずだが、Ubuntu ではパッケージ管理上、Avasys のドライバー・ユーティリティがひっかかるかもしれない。エラーは無視して問題ないが、気になるなら以下のファイルを削除する。
$ sudo rm /var/lib/dpkg/pips-px201.postinst
Epson EP-804A で印刷・スキャン
Epson のドライバー(プリンター用とスキャナー用)を使う。以下のページからダウンロードする。
>> Epson Linux 情報 http://www.epson.jp/support/taiou/os/linux.htm
epson-inkjet-printer-201112j_1.0.0-1lsb3.2_i386.deb
iscan-data_1.15.0-2_all.deb
iscan_2.28.1-3.ltdl7_i386.deb
テキスト印刷 / Emacs
$ sudo apt-get install emacs
$ sudo apt-get install emacs23-el
$ sudo apt-get install mule-ucs
$ sudo apt-get install nkf
a2ps は文字化けしてしまうので、e2ps を使うことにした。Vine では a2ps で文字化けせずにうまくいけたのだが理由は不明。gnome-u2ps は印刷できるものの警告メッセージが出るので使えなかった。
$ sudo apt-get install e2ps
~/.emacs.el
これだけだと、まだ文字化けするかもしれない。我が家では以下の操作で解決した。
$ cd /usr/share/ghostscript/9.01/Resource/Init
$ sudo mv Fontmap Fontmap-bak
$ sudo mv cidfmap cidfmap-bak
$ sudo cp /var/lib/ghostscript/fonts/* .
再起動する。
テキスト印刷の項について補足すると、プリンター設定のプロパティで用紙サイズを A4 に指定しておくこと。レターではページの上端が印刷されない。
[補足] Ubuntu 20.04 で久しぶりに Emacs のテキスト印刷しようとしたら文字化けでおかしくなっていた。Ubuntu のアップデートとインストールしてある Epson のドライバーの不整合がトラブルの原因じゃないかという感じ(よく分からん)。プリンターの登録システムでエラーが出るようにもなった。そこで Epson 配布のドライバーはアンインストール、Cups 付属のドライバーに変更して解決。
Mew-6.3 / メール環境
Mew 一般については、こちらに記述。 >> メール / Mew の設定
$ sudo apt-get install mew
Mew で 'Shift + #' で印刷できるように ~/.mew.el に以下を記述。
mew-unix.el を以下のとおり書き換える。
$ sudo vi /usr/share/emacs/site-lisp/mew/mew-unix.el
ただし、Google Chrome (Chromium browser) をインストールしてある場合、firefox でなく chromium が起動する。これを防ぐには以下の対策が必要。mew-unix-browser の指定をコメントアウトする。
$ sudo vi /etc/emacs/site-start.d/50mew.el
Yahtml
$ sudo apt-get install yatex
/etc/emacs/site-start.d/50yatex-init.el の最後の方を変更。[prefix] を C + x のままで使う。
しかし、Firefox を事前に起動しておかないとブラウザ表示ができない。原因は今は不明。
Ubuntu 13 については以下。
■ Ubuntu 13.04 インストール・メモ