キジの雄鳥。(2001年) キジは畑にいつもいるので珍しくも何ともない。発情期で目の上に赤いトサカが立っている。高麗キジと違って首に輪の模様がない純国産。桃太郎の絵本に出てくるお供のキジは、伝統的に高麗キジが描かれている。なーんでか?(5月下旬)
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ニホンカモシカ現る。(2001年) 今頃出てくるのは珍しい。今年の大雪で山はエサ不足なのかもしれないカモ。最近、山菜取りに山に入った人が襲われたそうだ。おっとりした動物なので普通はあり得ない話。なーんでか?(5月下旬)
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モグラくん。(2001年) うちの猫ミュウが近くの畑から捕まえてきた。野ネズミとちがって特に悪いことをするわけでないので可哀想だったが、間もなく死んでしまった。モグラがいるのは畑の土のなかにエサになる昆虫やミミズが豊富なしるしでもある。それに、あちこち掘り返すモグラは”畑の生きた耕耘機”とも言える。モグラの身体はビロードのような毛でおおわれている。なかには青みがかった体毛の美しい個体もいる。
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クマ出没中。(2003年) 9月末、近くで熊の足跡が見つかった。子熊のものだったらしい。当然、親熊もいるはずだ、ということで自治会の車が注意を呼びかけて回った。ここにも異常気象・冷夏の影響が出てきたのだろうか。山に食べ物が少ないのかもしれない。11月には我が家の山に近いサクランボ畑でも熊の足跡をみつけた。
写真はリンゴ畑の近くに立てられた看板(11月撮影)。
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ハクビシンがいた! (2004年10月) 冷たい雨の日、カラスが空で妙に騒ぎ立てていた。何だろうと思ってりんご畑に行ってみると、草むらにタヌキみたいなのがさっと隠れた。ハクビシンだった。ワッ、こいつを食べると SARS 新型肺炎になるのだろうか、うまい肉らしいが・・・。邪念が湧く。夜行性なのになんで昼間に? 動きがちょっとのろいけど病気かケガでもしているのか、それとも毒を食わされたかな。カラスは死の匂いに敏感だからな。
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アナグマ。(2012年8月) 桃をハクビシンが食い荒らすので警戒していたら、なんと夜中にアナグマが罠にかかった。こんな生き物が近くに棲んでいるとはビックリ。夜行性なので出会うこともないが、夜の世界はまったく魑魅魍魎が行き交っている。タヌキとほぼ同じ行動圏と行動時間帯をもっているようだ。
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フクロウ。(2018年7月) 朝、サクランボ畑で防鳥網に何か大きいものが引っかかっていたので見たらフクロウだった。夜中に飛んできて網に気づかなかったらしい。ちょっと眠そうな顔をしていた。足の爪がからんでいたので外して逃がしてやった。フクロウは果樹の害獣である野ネズミをエサにしているので、わたしたち果樹農家のお友だち。
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