なーんでか
キジについて 教科書問題ふうに言えば、日の丸の鉢巻きをして「日本一」の幟を背にする桃太郎を「日本国」とし、鬼を鬼畜米英とすれば、お供のキジや犬、サルはごく自然に朝鮮(高麗)だったり台湾だったりする。そういう政治的意図をひそかに、読者の潜在意識に送り込もうという魂胆がある。という学説はありません。 たんに挿し絵作家がどこかの絵をまねてキジを描いてきた結果である。最初の絵がたまたま高麗キジの絵だったというだけ。もしくは西日本に高麗キジが一般的に生息しているため。というのが正しい解釈でしょうか。先日耳にしたところによると、高麗キジは北海道にも棲んでいるそうです。
カモシカ カモシカの逆襲というと、映画『もののけ姫』をなぜか思い起こしてしまいます。評判になったわりに出来の良い映画でなかったですな。消化不良というか、なん中華。けっきょく何が言いたいのだか、しょうもないほど高級な解釈をされるヒョーロン家好みなのでしょうか。宮崎駿といえば『紅の豚』で「さくらんぼの実る頃」というシャンソンを加藤登紀子が歌っとりました。この歌はパリ・コミューンのさなかに生まれたそうです。それを思いつつ改めて耳を傾けてみたいものです。ぜんぜん関係ありませんが。関係ないついでに私の場合『紅の豚』は都合により途中までしか見ていません。 「さくらんぼの実る頃」については、大野修平さんのサイト昨日と今日のシャンソンをご覧下さい。
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