2006年記録的大雪

埋まった枝を掘り出す。無駄な抵抗・・・

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雪は12月の初めから下旬まで降り続いて、大雪を決定的にした。12月としては記録的な積雪になっていった。この大雪の原因は強い寒波の襲来もあるが、日本海の海水温が高かったことが日本海側のドカ雪をもたらしたと分析されている。海水温が高いと水蒸気が発生しやすく雪雲も発達する。ここにも地球温暖化の影響がありそうだ。

さらに年が明けても雪は続き、1月の8日ごろには早々と積雪が2メートルを超えた。2メートル以下にある枝は皆、雪に埋もれてしまった。埋まった枝は、そのままにしておくと雪の沈下力でへし折られてしまう。必死に枝を掘り出さねばならない。だが、冬本番を前にして1月上旬でこれだけ埋まってしまうと、実際問題としてはもうお手上げと言うべきだ。ふつうは2月上旬あたりが最大積雪深を記録する。つまり、今年の場合は枝を掘ってもすぐにまた雪に埋まってしまうことが目に見えているのだった。

1月10日撮影


紅玉 (マルバ台普通樹)

樹高4.5メートル前後
 

雪がないときのM9昂林畑

白い鋼管支柱は高さ2.8メートル(前年4月撮影)


M9昂林掘り出し

この下にまだ枝が埋まっているが、見捨てるしかない

1月14日撮影

  




雪解けを少しでも早めようと消雪剤を散布

晴れが続くのを見計らって散布する。新雪がどんどん積もるころには撒けないので、たいてい早くても2月中旬、ふつうなら2月下旬以降に散布するのが無難。


M9ふじ

2月20日


M9ふじ

3月9日

桜桃

3月9日